いつもお世話になっております、関西大学映画研究部2年の小松です。
いきなり血まみれですいません。
マジで怪我したわけではなく、これは新作の撮影の際に施したメイクでございます。
そう、今回の記事は
11/1〜4の関西大学統一学園祭2019
にて開催される
映画研究部自主製作映画上映会
において満を辞して公開される最新作、
『コマツソウタ カミング・オブ・エイジ』徹底解剖です!!
遡ること約一ヶ月前、
きょうたろう第2話完成、後期上映会終了でひと段落ついたと見せかけて、
学園祭作品提出締め切りまでのわずか2週間を突っ走り、誕生したのがこの作品です。
僕は監督、脚本、編集、主演と、もうやりたい放題で発狂しながらなんとか製作しました。
【あらすじ】
映画研究部員の小松、20歳の夏休み。好きなあの子が旅行に出かけた間に映画の編集を進めるが、どうにも気持ちが入らない。先輩や友達との会話の中でも、漠然とした悩みが浮かび上がってく。
そんな小松の目の前に突如として現れた「レクスラ」と名乗る謎の存在。言葉巧みに言い寄るレクスラの魔の手にかかり、小松は精神的、肉体的に完全に追い詰められてしまう。
「自分はダメ人間だ。」「自分なんて必要ない。」絶望の中で自分を失いそうになった時、それでも立ち上がることはできるのか….?人類史上最小、小松史上最大の戦いが、今始まる。
全編34分に渡って贅沢に繰り広げられる自己満足お惚気中二病ムービーですが、それだけにやりたいことがいっぱい詰まった気合いの入った映画となっております。
普段から部の過去作を見漁ったり、他の大学の作品を見させていただいたりしながら思ったことなのですが、
「自分の好きなものや思いが包み隠さずもろに現れた泥臭くて恥ずかしい学生映画中の学生映画」
が僕は大好きなんだなあと。
映画の中の粗さや不必要でしょうもないおふざけなどから、作り手の人物像が垣間見えて、
なんだかくだらないことを一緒にする友達ができたような気持ちにさせられてしまいます。気持ち悪い話ですが。
そんな映画を見ていると、普通の映画では得られないもっと生臭い感動が込み上がってきて、自分も何か作りたい!という気持ちになります。
自分もそんな誰かを楽しく、熱くさせるような正直で真っ直ぐな映画を撮りたいと思い、期間の無理を承知でがむしゃらにこの映画を作りました。
正直、お見せするのが恥ずかしいような姿やセリフ、拙い部分もたくさんあるのですが、全力で演技しましたので、一か八か上映させていただきたいと思います。
きっと僕の好きなものとか、こんなことで悩んでるんだなあとか思っていただけると思うので、適宜ニヤニヤ気色の悪い笑みを浮かべながら見てください。
さらに、今回はなんと、人生初めてのアクションに挑戦しました。
みなさんも人生に一度はやってみたいアクションシーン、中高文化部の僕には困難を極めました。
とにかく楽しいのでノリでガンガン撮れるのですが、1週間くらい身体が痛かったです。青たんとかかすり傷がいっぱいできました。
少年時代みたいでした。
そして今回の悪役は、謎の存在「レクスラ」
いかにも中二病なネーミングと、安っぽい衣装がザ・学生映画って感じでそそりませんか?
ちなみに、名前は1946年フランク・キャプラ監督の『素晴らしき哉、人生!』(未見)に登場する守護天使「クラレンス」から取ったものです。
また口調や仕草などは、現在絶賛放送中の『ウルトラマンタイガ 』に登場する悪のウルトラマン、『ウルトラマントレギア』さんを大胆にパクりました。
(『ウルトラマンタイガ 』公式サイトより)
演じていただいたのは(声は小松が演じました)、おなじみ我らが関大映研三年の大矢さん
と、
「きょうたろうのくすぶりキャンパス・ライフ 第1話」にも出演している、高校からの友達の本田くんです!
ご覧の通り、お二人には本人役でも出演していただいており、特に大矢さんは物語の展開において重要な役割を担っているので、ぜひご注目ください…!
本田くんに関しては、アクションシーンでのレクスラを演じてもらい、一緒にボロボロになりながら撮影しました。
このアクションシーン、特に本田くんがかわいそうなとあるカットが存在するのですが、このカットを撮るために僕は、「やってくれたらニンテンドースイッチをプレゼントする」と言ってしまいました。全く僕は、息を吐くように嘘を言ってしまいます。かわいそうに。
そのカットが一体何なのかは是非劇場にて。
以上のように、見どころが盛り沢山、オマージュが盛り沢山の激アツムービー
『コマツソウタ カミング・オブ・エイジ』
は、
11/1〜4
関西大学映画研究部自主製作映画上映会
Dプログラム、
および3日の特別プログラム
にて上映されますので、
どうか是非、
どうか是非、
どうか………是非、
ご覧ください!!
感想でも文句でもなんでもお待ちしております!!
以上です、さよなら!!