はじめに
どうも、こんにちは!映研3年・大矢のブログのお時間です。
なんとかここまでやってきました、このシリーズ。
おかげさまで下書きも残り4件のところまで消化が追いついてきました。汗
というわけで、今回紹介するのは、Cinema KOBEさんにて本日上映終了を迎える、
こちらの作品でございます!!(相変わらず、ギリギリだなぁ。おいっ。笑)
今回の作品
監督:ジョン・ランディス
あらすじ
刑務所を出所したジェイクと彼を迎えにきた弟・エルウッド。
自分達の育った大切な孤児院が金銭問題でピンチに陥っていると聞いた彼らは、救済のための行動に出るが、事態は少しずつ大騒動になってしまい...。
見どころ
本作の見どころは何といっても、
個性豊かな登場人物たちと過剰なまでのドタバタ展開!!
主演コンビ・ジェイク&エルウッドを演じたジョン・ベルーシさんとダン・エイクロイドさんは言わずもがな。
『天使にラブソングを』の主演・ウーピー・ゴールドバーグさん並みにソウルフルな歌声を響かせるマーフィの妻役アレサ・フランクリンさんに、
偉大過ぎる「ソウルミュージック」の神様・レイ・チャールズさん。
そして、まさかまさかの...レイア姫!ことキャリー・フィッシャーさん‼
『スター・ウォーズ』シリーズからは考えられないほど狂った彼女の演技に、誰もが驚愕することでしょう...。(笑)
ちなみに、過剰なまでのドタバタ展開ですが、
あんなことや...、
こんなことや...、
そんなことに...
いやっ、さすがに色々壊しすぎだろッ!(笑)
あと、余談ですが、風呂場に行っても一向にサングラスを外そうとしない
ブルース・ブラザースとその一味が個人的にツボでした...。
解説
と、ここで、こちらをご覧ください。
Blues Brothers: Soul Man - SNL
この動画は1978年のSNL(サタデーナイトライブ)の映像。SNLといえば40年以上続いているアメリカの人気バラエティ番組ですが、実は『ブルース・ブラザース』は元々この番組の企画から生まれたキャラクターだったのだとか...。
1977年の放送から登場した彼らは、翌年にはミュージシャンとしてステージに登場(ちょうど上の動画ですかね。)、79年には彼らのレコードが空前の売り上げたそうで、その結果、本作が生まれたそうです。
ドラマの映画版というのはよく聞きますが、コメディ番組のキャラクターたちの映画版というのはかなり珍しいですよね...。当時、いかに彼らが人気だったのか、というのが何となく分かるエピソードな気もします。
ちなみにこのコンビはスピルバーグ監督の初期作『1941』でも共演しており、本作の監督・ジョン・ランディスさんとジョン・ベルーシさん(ブルース・ブラザーズのふっくらしたほう)は、『アニマルハウス』というコメディ作品で、すでに協力していたそうです。
本作が日本に与えた影響
本作に登場する曲の数々は、
現在、日本のコメディ番組でも使われている名曲ばかり!
I Can't Turn You Loose - Otis Redding
例えば、こちらの一曲”オーティス・レディング”さんの『I Can't Turn You Loose』は、いまや『ものまね紅白歌合戦』のOPとしての印象が強いですし、
Aretha Franklin - Think (The Blues Brothers Version)
こちら、アレサ・フランクリンさんの「Think」という曲は、
『痛快TVスカッとジャパン』のエンディングで知っている方も多いのでは?
これらのように今の僕たちにとっては「バラエティ番組の”あの曲”!」として頭から離れなかった名曲の数々が映画音楽として使われていることが新鮮でしたし、いかに映画を彩る音楽が重要なのかを思い知らされる作品でもありました。
今回の小道具
というわけで、100均でサングラスを買ってみました。でも、このサングラス、メガネをつけてる人用のサングラスという稀な商品で、裸眼の僕がかけてみた後、ヨユーでブカブカだったというのは、ここだけの話です。(笑)
『ブルース・ブラザーズ』観ました。
— Tetsuki Ohya (@tetsulikemovies) 2019年8月6日
日本のバラエティ番組で今でも使われている名曲の数々と、コミカルな主演コンビのドタバタ騒動。
ただただ「最高」の一言に尽きる一作でした。 pic.twitter.com/VTSviSGhME
おわりに
というわけで、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
このブログを読んで少しでも興味を持った方は、ぜひともCinema KOBEさんに直行してくださいね!!
映画館で見れる数少ないチャンスですよ!!
(無茶だろっ。というか、相変わらず、言うのが遅い...。笑)