関大映研のブログ

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KFC Diary

Filmmaking is our Blood

貧乏って辛い

もう五月も下旬にさしかかって、新生活に慣れてきた人も多いと思われる今日この頃。

今月も様々な新作映画が上映されてたネー。
ちょうど一カ月ほど前にブログを書いた際には、「五月はいっぱい見たい映画がある!」みたいなことを書いてたんだけど、今月は給料があまりにも少なかったために今の時点で一回しか映画館に足を運ぶことができてません泣

他の人とちがって特に告知とかも無いし、今回はその感想でも書いてみようかと



その今月唯一見た映画というのが
「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」





SRサイタマノラッパーシリーズの三作目です。


今回、この映画を見に行ったのには理由がありまして、なんと関西大学に主演の奥野瑛太さんがゲリラで来ていたんですよね。
無理を言って映画研究部の部室にもきていただきました!



BOX前


サインも!


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一作目は元々見てて、二作目はこれ見た後に見た状態での感想ですー
ネタバレあるし、見てない人は多分わかんないです。ごめんなさい……


ストーリーは一作目でIKKUとTOMを裏切ったような形で東京に出てきたマイティがどん底まで落ちる話。
ざっくりしすぎだけど許しておくれ。





とりあえず一作目二作目とは明らかに異なった作風で、前二作では全くと言っていいほど描かれていなかったえげつない描写が多かったかな。
なんていうか井筒監督の「ヒーローショー」みたいな感じ。
なんとかして現状をどうにかしたいけど、裏目に出まくってどうしようもない感じとかホントよく似てる。



出てくる人間も前二作からは想像できないような人間ばっか。
不良少年たちに車を盗ませてそれを売っぱらうやつとか
不法滞在してる外国人を奴隷にしてるやつとか
売春を斡旋してるやつとか

そういう人たちに振り回されてマイティがどんどん堕ちて行くんだけど、それ故に感動できるシーンも多くて……
特に野外フェスの売上げを盗んで逃走してる最中に車が故障して降りるタイミングでかつての仲間たち(一作目の主人公たち)の曲が流れるシーンは本当に感動。
そのあとでIKKUたちと対面したときのマイティの雰囲気は本当に怖かったけども
ラストはSRシリーズ恒例の場違いな場所でのラップ。
IKKUたちとマイティとの決別のシーンのようにも思えました。



この映画で教えられたことは努力すれば報われるってわけではないってこと
努力すれば必ず報われるなんていうのは嘘っぱちだってこと

別に努力することを否定してるわけでは無いよ。
努力しないと成功なんてできないんだから
ただ必ず報われるなんてことはないってこと
それでもあきらめずに1からやり直すこと






とまあこんな感じです。
1と2も面白いからみんな見てみて!
普段感想なんて書かないから拙いけど許してちょ


今回はこのへんで、ではでは。


かげやま