関大映研のブログ

ようこそ関西大学映画研究部のブログへ

KFC Diary

Filmmaking is our Blood

通り過ぎて、夏

通り過ぎたというには長居であった今年の夏もおわり

ファミリーマートにも暖房がかかる季節となりました

学内には金木犀より銀杏の香りが強く漂っています

 

こんにちは!関大映研です!

皆さん今年の夏はどのように過ごされましたか?

我々は9月に撮影を兼ねて沖縄で合宿をしました

沖縄では、アメリカンビレッジや美ら海水族館平和祈念公園などを訪れました

天候にも恵まれ撮影に滞りなく、美しい海に美味しいご飯と、充実した3泊4日でした

参加した部員それぞれにとって有意義な合宿であったと思います

海より眩しい人魚と野郎

金持ち気分の野郎衆

浮かれてるな~

いや、位置逆やで

沖縄の空、気持ちよすぎだろ

前衛的な?トーテムポール

メ!ガ!ミ!

 

 

私は改めて平和について考えさせられました

先の大戦では沖縄でも大きな被害があり

様々なかたちでの犠牲を生みました

元々その事実は知っているつもりでしたが

少し調べただけでも知らなかったことは多く

また、それぞれの勢力の思惑や犠牲者のおかれた状況を知ると元々知っていた事実の見え方も変わりました

自分の知ろうとする努力が足りなかったことに危機感のようなものを覚えました

こんな世の中だからこそ過去を多角的に正しく知ろうとすること、その姿勢を伝播させることが無為な被害を減らすために必要なのではないかと思います

 

なんて偉そうなことを言ってしまいましたが

大した知識も行動力もないので

ここでひとつ学祭の宣伝をさせていただきます

11月2日から5日まで関西大学では学祭が開催されます

我が映画研究部は3日と4日に千里山キャンパスで上映会を行います

当日は部員がメイドの仮装をしてお客様にご奉仕させていただく

なんてことはないのですが

きっと他の部活が「サービス!サービス!」してると思うので

ぜひ足を運んでみてください

 

 

世界に美しい調べを

本日のお相手はタビンチュでした

またお会いしましょう!バイバイ!

怪物ショタ

皆さんこんにちは関大映研です。

前回の投稿より2ヶ月が経ってしまったところで、1ヶ月前に読者様より「次の投稿はまだ?」とせかされていたことを思いだしました。

それじゃ、ダメじゃん

春風亭昇太です!と言いたいところですが

本日は、わたくし根尾が最近みた映画を紹介したいと思います。

しかしながら、根尾は映画研究部に所属しておりますが映画は初心者であり、難しいことは分かりません。なのであたたかい目で見守ってもらえれば幸いです。

初心者に易しく、映画の裾野を広げるようなコーナーにできればいいなと思います。

題して、「根尾の初心者映画探訪!」

 

略して「ネオショタ」(異論は認めます)

 

ということでネオショタ1回目は「怪物」です。

この映画は「万引き家族」などで有名な是枝裕和監督と「花束みたいな恋をした」などで人気の脚本家である坂元裕二さんがタッグを組んだことで注目された作品です。

 

正直、めっちゃおもしろかったです。

 

おもしろいというとPOPな印象を与えてしまうかもしれませんが真逆でした。

ある郊外の街で小学生の子供どうしのケンカが起きたことをきっかけにそのケンカの見解が当人の間で食い違い、社会をも巻き込む大事へと発展します。そして嵐の朝、子供たちは姿を消し… というお話です。

終始、かなり重い内容でした。

 

そして出来事を視聴者に説明するためのセリフはほとんど、いや全くと言っていいほど無く、最後の最後まで真相にはたどり着けないようになっていました。なので冒頭から「どういうこと?」が頭の中から消えることはありません。

 

重いし難しいこの作品のなにがおもしろいかというと、自分の中の正義感の偏りや歪みに気づかされることです。

「怪物だーれだ」このセリフの正解を見つけるまでに様々な考えや感情にさらされることになりました。

 

作品のつくりが「子供の母」「子供の担任」「子供」のそれぞれの視点に分かれており、この順で物事を繰り返し見ていくことになります。

同じ出来事なのに違う視点から見ると全く違う感情が湧き出てきます。シーンが淡々と描かれているだけなのに主体に同情してしまい、それぞれにとっての怪物が異なっていました。怪物探しの答えは見る者の判断に委ねられていましたが、どの立場も怪物でありながらも被害者なのです。

しかしながら、「みんな悪いところあったね。仲直りしよう。」とはなりません。

怪物でしかない存在に気づいたときは戦々恐々としました。

是非多くの人に怪物探しをしていただきたいなと思います。

 

そしてオチも例に漏れず重い内容なのですが、そう感じさせない表現で描かれており個人的には大好きでした。

俳優陣も実力者揃いで子役の子の演技もかなり上手で、それだけでも見てもらいたいと思うほどでした。

上映館も少なくなっている頃かと思いますが上映時間の都合が合う方は見に行かれてはいかがでしょうか。

 

このコーナーが良いと感じましたらGOODボタンとチャンネル登録お願いします。

本日のお相手は根尾ショータでした。

またお会いしましょう。バイバイ!

ゴールデンウイークなんて陽の当たる側が考えたかのような言い方はしたくないんです。祝日が連なるからといってアクティブにはならないですし混雑を理由に引きこもることが肯定される気さえします。普段の週末より動かない日々は眩しくない。東京駅や江ノ島で身動きできなくなった側のように輝いていない。だからゴールデンなんておこがましい。

大型連休いかがお過ごしでしたか

関西大学は祝日も授業日とする非人道的な選択をすることがあります。そのためカレンダー通りに休めるとは限らないのですが、今年は5月3日から5日までの祝日は休講日となり一安心です。

 

大型連休となると特別感と時間があるので何かをしようと意気込みますが、想定の何倍もあっという間で結局何もできなかったなんてなることがしばしば。そんな後悔はしたくないと決心した私はこのブログの研究をすることにしました。

 

最新の投稿もあわせ266本もの全てに目を通すわけにはいかなかったため目を引くタイトルをピックアップ。100本以上は目を通せました。大型連休中に世界で1番映研ブログを読んだ人になれたことでしょう。

 

この関大映研のブログは全身のFC2時代も含めると16年の歴史がありました。記念すべき初投稿の内容はピクニック撮影会に行った報告でした。

この時期の投稿はツイートのような短文に写真1枚という構成が目立ちます。Twitterのアカウントは2010年にできているので簡単な報告と拡散にはブログを使っていたのかもしれません。

そして驚くべきは2012〜2014年の更新頻度です。週一ペースでの更新が続いており映研のTwitterより活発です。それに内容も考え込まれたものが多く恐るべきブログ力です。この時期は執筆を部員が持ち回りでやっていたようです。部員全員、一回はブログを書いているかもしれません。今では考えられない積極性です。

しかしそれ以降更新頻度は落ち、2021年は1本も更新されてないのです。繋がれてきたバトンが落とされてしまったことを残念に思います。歴史の一端を担う者としてブログを充実したものにしたいと決意を改めることができました。

 

ではこのブログは16年もの間、何を繋いできたのでしょうか。私は「おもしろいと思うものを作る」という熱意だと思います。16年もあるとブログに求められる役割や活動内容、トレンドに社会情勢など様々な変化があります。流行病の影響なのか最近は活動への積極性やマニアックな要素がこの部活から失われていると思います。それでも自作の作品を載せたりブログを映像にしてみたり、時にサメ映画の研究をしたり趣味の話をしたりと周りの評価は関係なしに多様な表現がいつの時代も残されてきました。おもしろいと"思われる"ものではなくおもしろいと"思う"もの、これが日常を劇場にしているのだと気づきました。

SNSはどうしてもバズを意識してしまうものです。それが評価の形であるので仕方のないことですが、バズりやすいものはある程度決まっています。議論の余地があるもの、エモいもの、動物もの、このような食いつかれやすいテーマに囚われずブログ担当の愛を文書にできる雰囲気を残すことが今必要とされる役割かもしれません。

 

私は時代が伝わるブログが好きです。アイドルの例としてAKBやももクロが挙がる時代もあれば乃木坂を挙げる時もありました。16年前に乃木坂は存在していないですし移り変わりが早いのでアイドルネタは時代を写す鏡となりえます。今回のタイトルは元乃木坂46齋藤飛鳥さんのブログを意識してつけました。彼女がこれほど卑屈なタイトルを付けていたかと言われると違う気もしますが分かる人には分かることでしょう。16年後に「誰だよ」とツッコまれることを期待しております。

 

ブログで一発大当たりしてみたい。

今回のお相手は配当ワズカでした。

またお会いしましょう!バイバイ!

え!ゼロから始める映研生活

皆さんこんにちは

大映研です!

 

今月から新学期が始まり、1回生は不安と新生活のわくわくで落ち着かない日々が続いているのではないでしょうか。上回生は長かった春休みが終わり鬱の感情に支配されているのは聞くまでもないです。初心忘るべからずなんて言葉もありますが、知っちゃったものは仕方ないですよね。だって大学生活に夢なんてないんだもん。

 

大学生活がどうであれ、知っているか知らないかは大きな差。ということで関大映研のあれこれについて新歓ブースに来られなかった人にも分かるように説明をここから始めましょう。

イチからーー

いいえ、ゼロから!🕊🕊🕊

 

 

まずは、基本情報からおさらいです。我々の正式名称は関西大学映画研究部。現在部員2年生17名3年生11名の計28名で活動を行っております。

活動は隔週火曜日18時から行われる部会と年に3回ある上映会が原則参加のものになります。(正直、参加してないものもあります。)他にも年に2回の合宿やピクニック、希望者が出てき次第で映画の撮影をしております。これらの活動に参加しなかったからといってペナルティーはありません。なんせ、全員集合したことなんてこの一年間一度もありません。よくいえば気楽な部活ですが幽霊にならないようにだけお気をつけください。

部費は1年目は5,000円2年目以降は8,000円です。決して簡単に出せる金額ではないですが、一ヶ月1,000円のサークルや部活と比べると割安です。私が入部するときは他の部活と比べても安い方だと説明を受けました。知らんけど。あとは合宿やピクニックに参加するときに参加費が必要になります。その他にお金がかかることはないです。

 

外枠の情報はこんな程度でしょうか。それだけではブログまで来た意味がないので、皆さんにはされて嬉しい特別扱いをしようと思います。きっとブースでは説明されてないだろうよくある質問に答えます!

 

Q.男女比はどれくらいですか?

A.3回生はほぼ半々、2回生は男:女≒4:1です。

Q.部員同士は仲が良いですか?

A.悪くはないです。ただプライベートでもよく会う関係の人は限られています。「全員でユニバ行こうぜ!」みたいのはないです。

Q.映画初心者でも入れますか?

A.入れます。私は過去作品はほとんど知りませんし、会話の中で知識大会が行われることは稀です。

Q.飲みサーですか?

A.違います。飲むのが好きな人の方が少ない気がします。飲み会があったとしても頻度は少なく強要はないです。

Q.ヤリサーですか?

A.なわけ

Q.入部条件はありますか?

A.「ただの人間には興味ありません。 この中に宇宙人 未来人 異世界人 超能力者が居たら私の所に来なさい 以上!」なんてことはありません。条件も特になければ、演者を無理矢理バニーガールにさせることも撮影中に超常現象が起こることもまずないです。

Q.猫派ですか?犬派ですか?

A.犬派です。

 

だいぶぶっちゃけてしまいましたがリアルを知ってもらうことができたのではないでしょうか。他にも聞きたいことがある方に朗報です。

4月の18日・25日に12:10〜12:50の間、悠久の庭でお昼ご飯会を行います!直接部員から話を聞くことができます!また、入部希望者どうしで仲を深めることもできます!お時間の合う方はぜひご参加ください。

他にも映画を半額で観ることのできる鑑賞会も行う予定です。HPやオープンチャットで随時情報を更新いたしますのでご確認ください。

 

新入部員に恵まれると言えば鬼には笑ってもらいたい。

本日のお相手はヌバルでした。

また会いましょう!バイバイ!

別に言うまでのことはないけど…

みなさんこんにちは

大映研です

 

世の中にはちょっとした間違いが溢れてます。

例えば「う"る"覚え」

これは「う"ろ"覚え」の誤用です。

他にも「恩に"切"る」

これは「恩に"着"る」の誤用です。

また組み合わせを間違えてしまうケースも散見されます。

例えば「汚名挽回

これは「汚名返上」と「名誉挽回」が混ざってしまっています。

他にも「雪辱を晴らす」

これは「雪辱を果たす」と「屈辱を晴らす」の誤用となります。

 

でも実際このようなちょっとしたミスにでくわした時に一言「間違ってますよ」と声を掛けることは憚られるのではないでしょうか。

気付いた方は相手の気を悪くするのではないかと気を遣い、間違えた方は間違いに気付くことなく再度恥をかいていることさえ知らぬまま間違いを重ねてしまうのが世の常です。

 

皆さんには知らぬ恥をかいてほしくないので身近に溢れる誤用をお伝えしようと思います。

 

まずは「関大映研ってどんなサークル?」

これは「関大映研はどんな部活動ですか?」の誤用です。

我々部員は部活動であることに誇りなどないので普段間違いを指摘することは一切ありません。恥をかいてしまう前にお気をつけください。

 

他には「関大に映像研究部なんてあったんだね」

これは「関大に映画研究部があるとは存じませんでした」の誤用です。

活動の派手さはないですし自己主張の得意でない者が集まりやすい我が部活動は認知されにくいとは思いますが、一応映画を制作し上映することもあります。というかそれが活動の軸です。

 

皆さんの周りにもこれらの誤用の一つや二つ転がっているのではないでしょうか。関大映研はそんな間違いをしてしまう人も見て見ぬふりをしてしまう人も歓迎しております。また4月3日と4日の両日とも関西大学千里山キャンパスにて映画研究部の新歓ブースが設置されます。誤用のある方ご用のない方一度ブースに足を運んでみることを検討してみては?

 

おあとがよろしいようで

本日のお相手はサトシでした

またお会いしましょう

バイバイ!