関大映研のブログ

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KFC Diary

Filmmaking is our Blood

燃えよドラゴン……?

さて、ブログ当番が回ってきた三回生くりおかです。
最近むしむししつつもカラッとさわやかな日もあり、かくじつに夏が近づいてるなと意識せざるを得ません。

ところで最近じめじめむしむししてて、どんよりとした気分のままでは嫌なので近くのレンタルビデオ店へと行き、アクションでも見ようかと思い立ち、借りてきたDVD見た後でこのブログを書いています。
ブログタイトルにも表れているとおり、あの名作「燃えよドラゴン」を……というわけでなく、「アフロ忍者」という映画を見ました。
これです。
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もう「アフロ忍者」というタイトルから溢れるバカ映画感!大好きですこういうの。
主人公のレジーは郵便局に勤める冴えない黒人青年。上役にはいじめられるし、体型はメタボ気味だし、運動を始めると犬に追いかけるしと、いいとこがありません。
そして今日はハロウィン。局員は皆、思い思いの扮装をしていて、レジーは《燃えよドラゴン》のジム・ケリーを気取ってアフロのカツラの被り物姿で出勤。
すると同僚の女の子が倉庫の奥から30年前に日本で出されて受取人不明となっていた小包を見つけレジーに渡します。
それを受け取った数日後、レジーは突然変身します。頭髪は本物のアフロになり、体はムキムキ筋肉質になって空手の達人となり、貝アレルギーだったのに寿司が食べられるようになり、おまけに読めないはずの日本語までペラペラに! 彼は日本の魂を持つ戦士、アフロ忍者に変身したのです。
そんなレジーが、育ての親である叔母さんが経営するレストランが嫌がらせを受けていることを知ります。その裏にいるのが悪徳市長で、その手先が空手道場の主でした。叔母の店を守り、街の平和を取り戻すために、アフロ忍者は敢然と立ち上がるのでありました……ってお話です。

もうあらすじだけでも意味わかんないですが、中身ももう突っ込みどころしかありませんでした。タイトルに「忍者」とあるけど実際は「カンフー」で国が違っているし、日本人のお師匠さんが弟子に与えたのはヌンチャクだし、そのお師匠さんからの手紙が巻物なのはいいとして、その巻物を縦に持って横に読んでいるし、まぁ無茶苦茶です。
それでも話の内容そのものは至って真面目ですし、カンフーシーンなんかもしっかり作られており、「あれ?これ結構おもしろいんじゃね?」と思って見終わり、DVDのタイトルを見て「あぁ……アフロ忍者か……」となる。そんな映画でした。

とまぁそんな映画の話もあるんだよー、という感じで締めようかなと思います。
長々と失礼しました。

くりおか