関大映研のブログ

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KFC Diary

Filmmaking is our Blood

エロスは何処だ!?

映画館には、今月は三回しか行ってまてん
えらそうなこと言えねぇけどもね

まあ、その三回目が、25日。
えーっとですね、梅田日活劇場に行ってきたんです
そうです。知っている人は知っている。
TUTAYAの横で、ガールズバーや飲み屋のキャッチが生息している付近ですね。
劇場の階段を上がって、入場券を買って、置いてあった上映作品覧を見ると

・牝猫フェロモン 淫猥な唇
・欲情ヒッチハイク 求めた人妻
・淫乱事件簿 舌触りの女

正直、冷やかし気分が加速していったのですが、見てみると、これが、面白い。

多分信じてもらえないでしょう。たたなかったです

物語として完結しているのは、言うまでもなく
sexに多くの時間が割り当てられている訳でもなく
昼ドラの様なドロドロしたモノや、AVのように女優を魅せる大袈裟な工夫もなく
しかしながら、手は抜いていない
映画が新たな、表現方法として普及させていくのはsexなんじゃないかと思ってしまう程に
真面目な行為、そして、映画として写りました

一番好きになってしまったのは、牝猫フェロモン淫猥な唇大雑把に言ってしまうと

ある男に恋心を寄せていた主人公(早川瀬里奈)が、男のために、頑張る

もう一度、言いますが、ナニが立つだの立たないだの、の話ではありません
経験則ですが、日本の恋愛映画は、泣けばいいとでも思っているようで、嫌です
確実に恋愛映画などよりも、ロマンポルノのほうが面白い
男にとっての、ロマンスというのは、ロマンポルノなんでしょうか。
この役が、この場面で、こういった行動をとる、心情をもつと言うのに、共感できる
三人の監督(時代が違ったりする)が、好き勝手にやっているので、飽きがこない。


一時間弱の尺。フィルムでの撮影。台詞回しや、カメラワーク。
自主制作映画の一つの完成系として、すごく刺激的で
見に行って良かったと思います

 朝10:50〜翌朝5;30まで会場
学生(1200円)で、深夜0時を越えると、1000円です。
持ち込み・再入場可能。入れ替えなし。暖房完備。トイレもあります。

でも、結構、劇場には、危なそうな人がいましたよ。
行くなら、何人かの知り合いと。デートスポットでは、なさそうです。
今度は、同じビルの違う劇場に、足を運ぼうと思っているので
よかったらご一緒しましょう

☆勝手な粗筋


・欲情ヒッチハイク 求めた人妻
 浮気された妻が、家を出た。けれども、夫から身の安全を心配する連絡は、一向に来ない。地元に残してきた何かを求め、彼女は帰る決意を固める。ヒッチハイクで出会った少女と共に、彼女は、地元‐長野‐に向った。

・淫乱事件簿 舌触りの女
 男は、過去から逃げられないでいた。看板屋を経営する男には、妻をみすてた過去があった。変えられない事実であるからこそ、娘との隔たりは広がっていく。絶縁状態だった父と娘は、突然の、娘の結婚を機に、再び出発しようとする。


この手のものは、題名で選んだらダメだということがわかりました